本場で覚えた魚介マリネ「セビーチェ」のレシピ

外国料理のレシピ

「セビーチェ」はペルー発祥の伝統料理で、白身魚のマリネです。中南米では広く食べられています。

今回ご紹介するレシピは、以前住んでいたコスタリカ人の友人の奥さんから教わったものです。このレシピはコスタリカの友人の奥さんから教えてもらったものです。いつも美味しいセビーチェをごちそうしてくれるので、台所で作り方を教わりました。これをボリビアのスクレにいた時に実際に作ったときのレシピです。

セビーチェは新鮮な白身魚で作るのですが、そもそも中南米で新鮮な白身魚など手に入りません。魚を捕った後の冷蔵施設が乏しいため、どうしても魚が傷んでしまいます。

それでも、比較的程度のよい白身魚が入手できた時はセビーチェをつくります。

日本の場合、白身魚といったら鯛がオススメ。刺身用の鯛の切り身をいつでも入手できます。

下のレシピはボリビアで作った時のものなので、缶詰を使っています。このレシピはレストランで食べるものよりかなり美味しいと思います。

セビーチェのレシピ

【材料】
・白身魚っぽい缶詰    1缶
・タコの缶詰       1缶(スーパーでたまたま見つけたので)
・タマネギ        中玉1/3個
・シラントロ(パクチー) 1~2本
・ジンジャエール     1缶
・レモン         1個
・塩           少々

【作り方】
1.白身魚とタコの缶詰をザルにあけ、油を切り、小さめに切ります。
2.タマネギをみじん切りにし、水に1分程度さらし、水を切ります。
3.シラントロ(パクチー)をみじん切りにします。
4.以上の材料を器に入れ、その上からレモンを絞ります。
5.これにジンジャエールを100cc程度注ぎます。
6.塩で味を調えて完成。ラップをして、冷蔵庫で2時間程度寝かせておけば、炭酸が飛び、味が落ち着いて、美味しく頂けます。

作り方のコツ

作り方のコツは、レモンとジンジャエールの量です。レモンはじゃんじゃん入れます。これが少ないと美味しくありません。日本のレモンは大きいので、この分量では1個でよいと思います。

 ジンジャエールをスプライトに代えることはできません。これは絶対にジンジャエールでないとだめです。スプライトだと甘くて、別の食べ物になります。

 タマネギは、辛さによって水にさらす時間を変える必要があります。日本のタマネギは辛くないので、さっと水に浸す程度で良いと思います。辛みが抜けすぎるとNGです。

 これが基本形です。これに、トマトやアボカドなど、いろいろ入れても美味しいです。この味を一度覚えると、レストランのセビーチェは、ただ酸っぱいだけで食べたくなくなります。

(このレシピは、「ネコ肉球4個分の幸せ」にアップしていたものですが、こちらに移動しました。)

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